派遣社員として働く理由の一つに「プライベートの時間を確保したい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、プライベートの時間もしっかり確保しながら、実際に働いている派遣社員の1日をご紹介します。定時退社をする為のポイントもお伝えしますので、参考にしてみてくださいね。

＜就業先＞大手カード会社
＜職種＞一般事務
＜勤務日数＞平日週5日
＜勤務時間＞9：00～17：30(実働7時間30分)

■8：15　自宅を出発
朝食・身支度を済ませ、自宅を出発します。
■8：45　出勤
デスクについたら、1日のスケジュールとメールを確認します。
■9：00　勤務開始
毎朝、朝礼に参加し、共有事項の連携を受けます。
■10：00　電話対応
顧客からの外線電話や、他部署からの内線電話を受けることがあります。その電話を担当者に取次ぎます。
■11：00　書類作成
依頼された書類の作成を行います。資料の印刷・ファイリングも行います。
■12：00　お昼休憩
お弁当を持参し、休憩室でランチタイム。同僚とおしゃべりして過ごすことも。
■13：00　郵便物の対応
封入封緘をし、郵便物の発送対応をします。
■14：00　顧客情報の入力
専用のシステムに顧客情報を入力します。
■17：30　退勤
上司へ業務進捗の報告をし、退勤します。
繁忙期には残業が発生する場合もありますが、基本的には定時で退勤します。
■18：00　ホットヨガ教室
ホットヨガ教室へ行き、気分も体もリフレッシュ！
■19：30　帰宅
夕食を済ませ、のんびりと過ごします。

＜就業先＞大手通信会社
＜職種＞コールセンター(インバウンド)
＜勤務日数＞土日を含む週5日
＜勤務時間＞早番・遅番2パターンの時間シフト制
早番：9:45～18:15 (実働7時間30分)
遅番：11:30~20:00 (実働7時間30分)

＊遅番の日のスケジュール
■10：30　自宅を出発
掃除・洗濯等、一通り家事を済ませてから自宅を出発します。遅番の日は、朝の時間を有効活用でき、通勤ラッシュを避けて出勤することができます。
■11：15　出勤
出勤したらまず、専用システムで連絡事項の確認をします。
■11：30　勤務開始・朝礼に参加
マニュアルの変更・対応時の注意点など、SV(スーパーバイザー)から共有を受けます。
■11：45　受電対応
「スマホの操作方法を教えて欲しい」等、顧客からの問い合わせに対応します。電話が終わったら、会話内容を専用システムへ入力します。
■14：00　お昼休憩
インバウンドのコールセンターでは、お昼休憩はチームで時間をずらして取ります。気分転換に外へ出て、外食をします。いつもは混んでいるお店も、この時間になると空いています。
■15：00　商品知識研修
新商品が発売された際、商品知識を学びます。
■16：00　受電対応
引き続き、顧客からの問い合わせに対応します。困ったことがあれば電話を保留にし、SV(スーパーバイザー)に繋ぎます。
■20：00　退勤
最後に取った電話が長引いて残業になることはありますが、コールセンターは受付時間が決まっているので、基本的に残業はありません。
■21：00　帰宅
自宅でリラックスタイム。翌日も遅番の日は、自宅で映画を見てゆっくりと過ごします。

プライベートの時間を有意義に使うには、“仕事が終わった後のスケジュール”を立てましょう。「ショッピングをする」・「習い事に通う」・「自宅でYouTubeを見る」等、どんなことでも構いません。自分なりの楽しみをつくることが大切です。仕事終わりの過ごし方が充実すれば、ワークライフバランスの実現にも繋がりますし、仕事に対するモチベーションも上がります。

残業をせずに、定時で退社することを定時退社と言います。
定時退社ができるようになると、自分の時間を確保することができ、メリハリをつけて働くことができます。定時退社をする為のポイントをお伝えします。

【1】その日にやるべきことをリスト化する
自分がやるべき仕事を書き出し、どんな仕事を抱えているのか可視化することにより現状を把握しやすくなります。リスト化した仕事に優先順位をつけることで、どの順番で仕事を進めていけばいいかが分かります。何時までに何を終わらせるか、大まかでも良いので時間を決めておきましょう。

【2】無駄な作業がないか見直す
無駄な作業に時間を取られてしまっていないか？日々の自分の業務を見直しましょう。キーボードのショートカットキーやExcel関数を活用することで作業を効率的に進めることができます。また、デスクトップやフォルダ・書類の整理をし、資料を探す手間を省きましょう！

【3】「残業は緊急時・繁忙時のときだけ」という意識を持つ
定時までに仕事を終わらせるようにスケジュールを組み、あくまで残業は緊急時・繁忙時のみと考えましょう。残業することが当たり前にならないように意識をすることが大切です。

【4】定時退社がしやすい職場で働く
業種・職種によっては、残業が多く発生する場合もあります。「どうしても残業したくない！」という方は、予め残業が少ない仕事を探しましょう。最近は、残業を減らそうと業務改善に取り組んでいる企業も増えてきています。自分が無理せずに働ける職場を選ぶことが大切です。

1日は24時間しかありません。限られた時間の中で、「やるべきこと」と「やりたいこと」を実現させるには、時間の使い方が重要です。人生をより豊かなものにするために、日々の時間の使い方を見直し、充実した毎日を過ごしましょう！