録画面談とは、「スマートフォン・タブレット・パソコンのカメラで撮影した動画を送信し、その動画を企業の採用担当者が確認して選考する」面談方法です。録画面談ではあらかじめ設定された質問に対し、回答する動画を提出します。

履歴書の文字からは読み取れない応募者の人となりを判断できるため、録画面談を導入する企業が年々増加しています。
当社、(株)セゾンパーソナルプラスもその一つ。今回は、録画面談についてお伝えさせていただきます。

【1】24時間いつでも提出可能！
「就業中で面談する時間が取れない」という方も、動画を提出することで、選考に参加することができます。

【2】何度でも撮り直しOK！
対面面談やオンライン面談は一発勝負ですが、録画面談は何度でも撮り直しができます。自分が納得した動画を提出することができます。
※中には撮り直しができない仕様のものもあるため、確認してから撮影しましょう。

【3】選考にかかる時間を短縮できる！
動画を提出した時から選考がスタートする為、選考にかかる時間を短縮できます。早く次の仕事に就きたい方にもオススメです。

【4】来社不要のため、遠方からも選考に参加できる！
近年、在宅勤務（リモートワーク・テレワーク）の仕事が増えてきているため、遠方にお住まいの方からの応募が増加傾向にあります。自分の魅力を動画で伝えることができるので、交通費をかけて来社面談へ行く必要がなくなります。

録画面談対策は、事前準備をしっかりと行うことです。事前準備をしてから、落ち着いて録画面談をはじめましょう。

録画面談ではあらかじめ設定された質問に対し、回答する動画を提出します。就職活動では「志望動機」や「学生時代に力を入れて取り組んだことはなんですか？」と聞かれることが多いです。
(株)セゾンパーソナルプラスでは、「自己紹介」・「アピールしたい職歴について」等の質問を設定しています。
時間内に簡潔に伝えることができるよう、事前に回答内容を整理しておきましょう。

［髪型］　寝ぐせを直し、髪型を整えましょう。表情がしっかりと見えるよう、目に髪がかからないようにしましょう。

［服装］　自宅で撮影するからといって、部屋着はNG。しわ・汚れのない、清潔感のある服装を心掛けましょう。

［メイク・髭］　濃いアイシャドウ・チークは避け、清潔感のあるメイクを心掛けましょう。髭は剃った方がベターです。

［マスク・帽子］　特別な理由がない限り、マスクと帽子は外しましょう。

［背景］　採用担当者が意外と注目しているのが背景です。ごちゃごちゃとした部屋の様子が映りこんでしまっているとマイナスの印象となります。できれば無地の壁を背景にし、撮影するようにしましょう。

［周囲の音］　部屋で撮影するときは、テレビを消し、雑音が入らないようにしましょう。マイクが周囲の音を拾ってしまうことが多くあります。

［カメラの位置］　目線が下がってしまうことがないよう、カメラと顔の位置を合わせましょう。イメージは証明写真の撮影と同様です。頭のてっぺんから胸の辺りにかけて映るようにしましょう。

［証明］　部屋の照明が暗く、顔がはっきりと見えないのはNGです。窓の位置を確認し、逆光にならないよう注意しましょう。顔に影が出来ない場所で撮ることをオススメします。

［スマホ・PCの確認］　Wi-Fi等インターネット環境に問題がないかを確認しましょう。また、撮影中に充電が切れてしまった！ということがないように充電も十分にしておきましょう。

【1】はじめとおわりの挨拶：
氏名をはっきりと伝え、「宜しくお願い致します。」と挨拶をします。
動画のはじめに「動画をご覧いただきありがとうございます。」と伝えると更に印象アップに繋がります。
終わりには、「以上です。」「ありがとうございました。」と挨拶をしましょう。

【2】表情：
口角を上げて自然な笑顔を心掛けましょう。カメラの前で笑うことは難しいですが、カメラ越しに採用担当者がいることを想定して、「会話をする」つもりで話しましょう。

【3】目線：
台本・カンニングペーパー(カンペ)を見ながら話すと、目線が下がってしまいます。話すポイントを整理したら、あとはカメラを見ながら話すようにしましょう。またここで気を付けたいのが、「画面ではなくカメラを見る」ことです。画面に映る自分を見ながら話していると、見ている側と目が合わないので注意しましょう。

【4】声：
声が小さく、もごもごと話すと聞き取りにくくなってしまいます。対面面談と異なり、採用担当者は「もう一度仰ってください」と聞き返すことができないので、いつもより少し大きな声で話しましょう。また、早口にならないよう、落ち着いてゆっくり丁寧に話しましょう。

録画面談は、短い時間の中であなたの魅力を伝えることが大切です。そのためには、「事前準備をしっかりと行うこと」が成功のコツです。準備をせずに、あせあせと撮影を開始すると、その様子が見ている方にも伝わります。
慣れない録画面談ですが、事前準備をし、自信をもって挑みましょう。是非録画面談であなたの魅力をアピールしてみてください☆