派遣会社に登録したけれど、
「登録した後はどうなるのか？」
「長期のお仕事っていつまで？」
とさらなる疑問点や気になることが出てくると思います。

今回は”派遣会社への登録後”や”お仕事をはじめた後”の
疑問点や気になる点をまとめました。

”お仕事応募時”の疑問点や気になる点については、
前回のコラムを参考にしてみてくださいね！

多くの派遣会社は、保有する求人の中からあなたの経験・スキル・希望条件に基づいてお仕事をご紹介します。
そのためお仕事の希望条件によっては、なかなかお仕事紹介の連絡がこないこともあります。

その場合は、派遣会社からの連絡を待つだけでなく、
・希望条件の緩和を考える
・派遣会社に問い合わせをする
・他のお仕事に応募をする
など、積極的に仕事を探していくことが大切です。

求人によって求めるスキルや経験が異なるだけでなく、
他の派遣会社と競合になることもあるため、
応募後の採用確率は、ご質問を頂いてもお答えできないのが現状です。

すこしでも採用の確率を上げるためには、企業が求めている人材にふさわしいかをしっかりアピールすることが大切です。
派遣の登録面談時や職場見学の時に、
自身のスキルや意欲などを伝えられるようにしましょう。
職場見学の際のポイントについては、
以下コラムをぜひ参考にしてみてください。

派遣スタッフとして長期就業をする場合、同じ部署で働けるのは原則最大3年と定められています。
これは労働者派遣法で決まられている期間であり、
通称“派遣3年ルール”と呼ばれています。
キャリアプランを考えていく上でも覚えておきたいルールです。

また、3年経過後の対応としては、
・同一の派遣先への直接雇用
・派遣元（派遣会社）での無期雇用
・新たな就業先の提供
など安定した雇用継続に向けた、いずれかの対応が派遣会社には求められています。

■同一派遣先での直接雇用
派遣先の担当者が「この派遣スタッフさんに、3年を超えてもずっと働いてもらいたい！」と要望があり、派遣スタッフも継続を希望した場合には、
派遣先企業と直接雇用契約を結ぶことによって同じ職場で働き続けることが可能です。
まずは、直接雇用が可能かどうか派遣会社の担当コーディネーターに相談してみると良いでしょう。

派遣先企業に直接雇用してもらうためには
「優秀な人材である」
「直接雇用してでも働き続けてほしい」
と思ってもらう必要があります。
まじめに勤務し、真摯な姿勢で業務に取り組むことが大切です。
業務に必要な資格を取得するなど、意欲をアピールするのも良いでしょう。

■派遣元（派遣会社）での無期雇用
派遣社員という雇用形態を変えたくない場合、有期雇用派遣から無期雇用派遣へ変更する方法があります。
「無期雇用」とは、派遣会社と派遣社員の間で期間を定めずに雇用契約を結ぶ形態のことです。
無期雇用派遣に切り替えることで、期間制限を受けずに派遣就業を継続できます。

ただし、派遣先企業が派遣社員を必要としなくなったときは、その職場で働き続けることはできないので注意しましょう。
その場合も、派遣会社との雇用関係は続いているため、次の職場を紹介してもらえますが、有期雇用派遣とは違い、希望よりも勤務地が遠くなったり、仕事内容が変更となる可能性がありますので注意しましょう。

■新しい派遣先（部署）に転職する
最も一般的なのが、派遣会社に別の派遣先を紹介してもらい、就業するパターンです。
契約満了となると不安が大きくなってしまいがちですが、新たなキャリア形成の選択肢が増えたと考えて、様々な可能性を模索してみましょう。

また、同じ企業で働きたい場合は、別の部署への異動というのも選択肢の1つです。
派遣会社の担当者に相談し、部署の異動が可能か派遣先企業に確認してもらいましょう。

お仕事探しはとにかく、自分から能動的に動くことが大切です。
気になる仕事があったらどんどんエントリーしてみてくださいね！